2020年02月07日

危機管理について


皆さん、こんにちは。

さて、コロナウィルスが中国を中心に猛威を振るっている現在、危機管理について改めて考えてみました。

まず、やはり全ての対処が後手に回っている感が否めません。
その原因はやはり法整備が進んでいないからなのでしょう。
その中で、過去のとあるエピソードを一つ。
遡ること37年前の1983年に、三宅島で大噴火があった。
島民に生命の危機が刻一刻と迫る状況下で、政府は緊急対策室を設置し、対応の協議に入りました。
ところが、6時間経過しても、まずは法整備の打ち合わせ等がなされており、具体的な策までほとんど進まない。
何故か、それは被害が出ないと法制が進まない国だからである。
未然に防ぐ、のでは無く、被害が出ないと動けない。
これは日本において、過去の色々な事件でも当てはまる事である。

話しは戻り、時の官房長官であった後藤田正晴氏は、自室に籠り、TVの緊急報道にじっと見入り、内閣官房直属の組織である内閣安全保障室長の佐々敦之氏を自室に呼び指示を出す。
「佐々君、海上保安庁の船艇と民間の出来る限りの漁船を三宅島へ島民救出に向かわせろ。
人命がかかっているのに、法整備などと言っておれん。いいか、すぐやれ!全責任はワシが持つ!すぐだぞ!」
それを受け、佐々氏「畏まりました、官房長官の特命として即刻取り掛かります!」

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コンプライアンスが重視される現在となっては、有り得ない事でしょう。
更に、この様な気概を持った政治家ももう出て来ないと思います。

島民は無事救出され、横浜に向かいました。
船艇から島民の為のホテルの手配等々、佐々氏以下僅か5人で全てやったそうです。
因みに「危機管理」と言う言葉を世に出したのは、この佐々氏です。

起きてからでは無く、防ぐ為の法整備を、先手を打って進めて欲しい、そう願って止みません。
                                   島ア俊之
posted by yamaboshi at 17:38| 栃木 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする