ロシアのウクライナ侵攻以来、消費者物価指数が世界的に急上昇しています。
最高はアルゼンチンで、何と約60%の上昇!
これは既に暮らして行ける水準ではありません。
同じ生活をしていたら給料が60%減るのと同じですから・・・。
日本ですが4、5月が2.1%、6月直近の速報値で2.6%となっています。

アナリストによると、恐らく年内に5%まで上昇するのではと言う見方が大勢を占めます。
インフレには「良いインフレ」と「悪いインフレ」がある訳ですが、現在は勿論後者であり、大変厳しい状況になって行くのではと思います。
主な上場企業は別として、日本経済を下支えする中小企業の賃金が上がらない、寧ろ非正規雇用の割足を増やし固定費を更に圧縮している。
上場企業も市場の益々のボーダレス化を見越して、キャッシュフローをどんどん増やしている。
これでは経済は回りませんよね。
何とか安定的な市場が戻る様、願うばかりです。
島ア俊之