早速ですが、現在の日本経済において閉塞感を強く感じます。
GDPを観れば明らかですが、ここ十年成長がかなり鈍化しています。

ご覧の様に、米国と中国の伸びには圧倒されます。
過去、米国に継ぎ圧倒的2位であった日本の鈍化が始まったのは何故か。
政府が規制緩和や必要な投資を長きに渡り怠った為、と言う事が要因の一つにあると
思っています。
IT
半導体
医療・福祉
これら現在の主要業種で、政府が研究・開発の予算を民間企業に投下して来なかった事が今になって大きく響いていると言わざるを得ません。
コロナの治療薬も未だに国産のものの製品化が出来ていない。
明治〜昭和時代においては、日本とドイツは医療研究・開発において世界で圧倒的な存在でした。
自分也に事の根本を考えてみたいと思います。
日本 27人
米国 10人
中国 4人
さて、これは何の数値か。
答えは1970年〜2020年の50年間で国のトップとなった、各総理大臣・大統領・総書記の人数です。
米国は一人平均の任期が5年、中国は10年余、日本は何と2年にも満たないのです。
国を会社に例えると、社長が2年毎に代わっていたらどうなるか。
答えは明確で、長期ビジョンも何もあったものでは無い。
内輪での権力闘争・・・如何なものでしょう?
そんな事はもう止めにして、早くやるべき事に取り組まないと、ますます閉塞感が拡がるばかりです。
島ア俊之