こんにちは。河又です。
ここのところ一気に気温が上がり、すっかり春っぽくなりましたね。
そこで今回は、家の周りで採取した「菜の花」と「ふきのとう」を使って、料理をしてみました。

全面緑色でとても分かりにくいですが、盛り付けてある左側がふきのとうで、右側が菜の花です。
ふきのとうはオリーブオイルを絡めて、トースターでカリカリに焼き上げ、軽く塩コショウを振ります。
カリカリの食感と、噛んだ瞬間に口中に広がるふきのとうの華やかな香り、ほろ苦さが堪りません。旨味もしっかりとあり、美味です。
菜の花は、塩を入れたお湯で2分ほどゆで、冷水に晒してからしっかりと水気を切り、めんつゆと白すりごまで和えます。
特有の青っぽさと苦味が、めんつゆとごまでマイルドになり、旨味の相乗効果も感じます。
いずれも子供にはちょっと早いかな〜という味ですが、私は大好きです。
そして栄養価も非常に高いようで、美容と健康にはとても良い食材です。
せっかくなので今回は、宇都宮の地酒「七水(しちすい)」を合わせてみました。



栓を開けるとスパークリングワインのように「ポン!」と鳴り、炭酸ガスが抜けます。
まだまだ生命溢れる、若々しく活き活きとした印象です。
香りもそのとおりで、メロンや青りんご、ちょっとラムネのような甘く華やかな香り。さらには高原の雪解け水のような、少しひんやりした清々しい、マイナスイオンを感じるような香りもあります。
味わいはこれまたフレッシュで、ピチピチと弾ける細かく極微量の泡、日本酒としては割としっかりとした酸があり、口当たりはとても爽やかです。
しかしほど良い甘味としっかりとした旨味で、飲み応えは抜群です。
もちろん、ふきのとうと菜の花ともバッチリ合います。
お酒は有料ですが、ふきのとうと菜の花は無料です。
とてもコスパ良く春を堪能できますので、皆様もぜひお試しください。
河又晴樹
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